ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

背景にドライバー不足と在宅率低下、企業間物流に注力

福通、東京23区の宅配を日本郵便に委託、27日から

2014年10月23日 (木)

ロジスティクス福山通運は23日、日本郵便と提携し、東京23区宛て「フクツー宅配便」の配送を「ゆうパック」として委託する、と発表した。27日から委託を開始する。日本郵便も同日、配送業務の受託開始を発表している。

個人宛荷物の配送を日本郵便に委託することで、労働力などの経営資源を企業間物流に集中し、BtoB市場の小口荷物に的を絞った営業拡大に注力する。

依頼主から福通が引き受けた東京23区の個人宛荷物に、ゆうパック追跡用バーコードを貼付し、日本郵便がゆうパックとして配達する。送り状は福通のものを使用する。

通販市場・個人消費の拡大によって物流需要は伸び続けているが、同時に共働き世帯の増加などで在宅率が低下し、ドライバー不足もあって再配達への対応が課題となっていた。