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JFEエンジ、デリー・ムンバイ間貨物鉄道の橋梁建設を受注

2014年10月27日 (月)

国際JFEエンジニアリングは27日、インド鉄道省傘下の貨物専用鉄道公社から、デリー・ムンバイ間の貨物専用鉄道の橋梁建設工事を受注したと発表した。

日印両国の政府が共同で「デリー・ムンバイ間産業大動脈構想」を実施することに合意しており、同社が受注した工事は構想の根幹となる事業として、日本政府からの政府開発援助(ODA)資金を活用して、首都デリーと商業都市ムンバイとの間に総延長1500キロの貨物鉄道を建設するもの。

同社は、インドの建設大手・ガモン社と共同企業体を構成し、鉄道全線計画のうちフェーズ1と呼ばれるレワリ・ヴァドダラ間(950キロ)の2橋の鋼製橋梁の設計建設を実施する。

これらはそれぞれ、グジャラート州を流れるサバルマティ川とマヒ川を横断するもので、2018年秋に完成する。同社が鋼桁を担当し、ガモン社が基礎や橋脚などのコンクリート工、橋梁へのアプローチ部の盛土工を担う。鋼桁の設計業務や製作、現地架設などはインド国内の企業を起用する。

JFEエンジ、デリー・ムンバイ間貨物鉄道の橋梁建設を受注

▲出所:JFEエンジニアリング