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農水省、ミネラルウォーター増産に向け、キャップ共通化

2011年4月14日 (木)

行政・団体農林水産省は13日、樹脂キャップ製造企業と清涼飲料製造企業の共同の取り組みとして、ペットボトル用樹脂キャップの共通化(白無地化)が決定したと発表した。生産量が多いキャップを白無地のものに順次切り替えを進めることで、今後、ミネラルウォーターの生産・供給の拡大につなげる狙い。

 

農水省は、東京電力福島原子力発電所事故を原因とするミネラルウォーターの需要増加に対し、3月24日付で全国清涼飲料工業会の賛助会員であるペットボトル用樹脂キャップ製造企業に対して生産拡大の要請を行い、樹脂キャップ製造企業と清涼飲料製造企業が共同の取り組みとして、キャップを白無地として共通化することにした。

 

震災の影響で飲料水の需要が高まっている中、この取り組みにより樹脂キャップ工場の被災でペットボトル用樹脂キャップの供給能力が低下している状況を打開し、キャップの生産効率、供給能力を向上させることで、ミネラルウォーターの生産・供給の拡大につながる、としている。