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三菱商事、キユーピーインドネシアが調味料の出荷開始

2014年10月30日 (木)

フード三菱商事、キユーピーインドネシアが調味料の出荷開始三菱商事は30日、キユーピーグループとの合弁会社キユーピーインドネシアがインドネシアでマヨネーズ、ドレッシングなどの調味料の出荷を開始すると発表した。

同社は2013年11月にキユーピーインドネシアの株式40%を取得し、キユーピーグループとともに、出荷に向けた準備を進めていた。6月にジャワ州ブカシ県の本社工場を竣工し、11月3日から業務用のマヨネーズ4品とドレッシング5品、調理用ソース3品の販売を開始する。

中間所得層が拡大し、食の洋風化や外食産業の発展が急速に進むインドネシア国内の需要を見込み、ホテルやレストラン、ベーカリーなどのフードサービス市場向けに販売していく。

今後は、キユーピーグループが日本国内やアジア諸国で培ってきたフードサービス市場、一般家庭向けへの提案力と、三菱商事のインドネシアでの食品事業の知見を活用し、インドネシアの顧客にとってこれまで食べる機会が少なかったサラダの需要を創出する。

同社は中国、ベトナム、マレーシアでも、キユーピーグループと調味料事業を展開している。