財務・人事ヤマトホールディングスが30日に発表した4-9月期決算は、売上高が2.7%増えたものの、天候不順などの影響でデリバリー事業の取扱量が伸びず、営業利益は8.8%の減益となった。
上期の宅急便取扱量は7億8700万個(0.9%減)、クロネコメール便は9億4400万冊(8.6%減)にとどまった。デリバリー事業の売上は1.5%増を確保したが、品質維持のための体制整備コストが増加したことに加え、原油価格の高騰や労働需給のひっ迫による下払いコストが増え、利益は29.2%の落ち込みとなった。
2015年3月期第2四半期 | 2014年3月期第2四半期 | 増減 | |
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売上高 | 673,237 | 655,818 | 2.7% |
営業利益 | 21,284 | 23,350 | -8.8% |
経常利益 | 22,322 | 23,911 | -6.6% |
当期純利益 | 12,149 | 12,376 | -1.8% |