ヤクルト本社、建設中の岡山和気工場で一部出荷開始

拠点・施設ヤクルト本社は6日、生産子会社の岡山和気ヤクルト工場（岡山県和気町）で乳酸菌飲料「Newヤクルト」の生産を23日から開始すると発表した。

同工場はヤクルト類のボトリングを行う新工場として2013年6月に着工、15年2月から全面稼働に入る計画で、工事が進行しているが、一部の生産設備が完成したことから、主に近畿、中国、四国向けにNewヤクルトを出荷することにした。

今後も工事の進捗状況に合わせて12月にヤクルト400LT、2月にヤクルト400の生産を開始する計画。

同工場の稼働に伴い、神戸ヤクルト工場は12月に、大阪ヤクルト工場も15年1月に生産を終了。岡山和気ヤクルト工場は、15年2月に神戸ヤクルト工場と大阪ヤクルト工場を吸収合併し、国内乳製品工場は本社工場5工場、ボトリング会社10工場体制となる。

■岡山和気ヤクルト工場の概要
所在地：岡山県和気郡町田原下字高柳269
敷地面積：6万2011平方メートル
延床面積：1万3665平方メートル