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ジョホール州で鋳造工場の建設完了

昭和電工、マレーシアでアルミニウム生産の一貫体制整う

2014年11月7日 (金)

荷主昭和電工、マレーシアでアルミニウム生産の一貫体制整う昭和電工は6日、マレーシアのジョホール州で、これまで進めてきたアルミニウム鋳造工場の建設を完了したと発表した。

新工場は、子会社の「ショウティック・マレーシア」(STM)が同社グループ初の海外アルミニウム鋳造拠点として建設したもの。鍛造工場の「ショウティック・シンガポール」(STS)と合わせ、ASEAN地域で鋳造から鍛造までの一貫生産体制が整った。

11月中に量産を開始し、地域内の自動車、自動車部品メーカーのニーズに対応して需要の取り込みを図る。

同社は現在、ショウティック事業で鋳造・鍛造の一貫生産工場・喜多方事業所(福島県喜多方市)と、鍛造工場・シンガポールのSTS、ポルトガルの「ショウティック・ヨーロッパ」を展開しているが、STMの竣工により、アジア市場に向けた供給体制の強化を図るとともに、鋳造工程の2拠点化でサプライチェーンの安定性も確保する。