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UIコンダクター、 ZMPの車載データ送受信機と連携

2014年11月7日 (金)

サービス・商品UIコンダクター、 ZMPの車載データ送受信機と連携エイチアイ(東京都目黒区)とZMP(東京都文京区)は6日、エイチアイの組込みUIオーサリングツール「UIコンダクター」上でZMPの車載データ送受信機「カートモUP PRO」(カートモ・アップ・プロ)とPC間で通信するためのライブラリを使用する使用契約を締結し、共同でマーケティングを開始することに合意したと発表した。連携機能は11月末からサポートを開始する。

これまで、UIコンダクターでメーターやヘッドアップディスプレイ(HUD)などのヒューマンマシンインターフェース(HMI)の試作品を作成する際、実際の自動車から情報を取り込めず、仮想的なデータをもとにせざるを得なかった。

今回の協業により、カートモUP PROとUIコンダクター間の通信が可能になるため、実車のOBDII端子からUIコンダクターへ速度や回転数などのデータを取り込むことが容易になり、UIコンダクターで作成したHMIへ、これらのデータを反映できるようになる。

また、実験走行データをログとして保存し、後で再生することができるため、スムーズな開発につながる効果も期待できる。この連携により、HMIの試作品開発段階で実際の自動車と同期した検証・確認の作業を行うことができ、より迅速に改善できるようになる。