財務・人事丸全昭和運輸が10日発表した4-9月期決算は、売上高が6.8%増、営業利益が6.4%増で増収増益となった。
主力の物流事業は9.3%の増益。関東地区で産業用ガスと医薬品関連の新規3PL業務を受注し、高機能樹脂や日用雑貨、非鉄金属の取扱いが増加。中部では食品添加物、関西で日用雑貨の取扱いが増加した。
港湾運送は、関東で建設機械の輸出取扱いが減少したものの、青果物や家電製品、住宅関連の輸入、東南アジア向けプラント案件の取扱いが増加した。また、中部でもステンレス増産に伴う沿岸荷役作業の増加もあった。
倉庫は関東で産業用ガスと医薬品関連の新規3PL業務を受注。日用雑貨や研磨材料の取扱いが増えた。中部で家電製品や蓄電池など、関西では日用雑貨の取扱いが増加した。
鉄道利用運送事業は、関東で住宅建材などのJRコンテナの取扱いが減少。その他の物流付帯事業としては、外航船収入では東南アジア向けプラント案件の増加に伴い、増収となった。内航船収入は、土砂運搬の回漕業務の増えて増収。荷捌は医療用フイルムなどの業務の一部解約があり減収となったが、物流付帯事業全体としては、増収となった。
[丸全昭和運輸]2015年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第2四半期 | 2014年3月期第2四半期 | 増減 | |
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売上高 | 46,022 | 43,074 | 6.8% |
営業利益 | 2,320 | 2,180 | 6.4% |
経常利益 | 2,634 | 2,393 | 10.1% |
当期純利益 | 1,773 | 1,576 | 12.5% |