ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

キリンHD、メルシャンの医化学品事業を三井物産に譲渡

2011年4月25日 (月)

メディカルキリンホールディングスは25日、連結子会社であるメルシャンが営む医薬・化学品事業を7月1日付で三井物産に譲渡すると発表した。

 

メルシャンの医薬・化学品事業を吸収分割により、受け皿会社として11日付で設立した特別目的会社(SPC)に承継し、SPCの全株式を三井物産に譲渡する方法で行う。

 

キリンHDでは、2010年12月に株式交換でよりメルシャンの発行済株式の全部を取得し、完全子会社化。メルシャンの経営資源をワイン・酒類事業に集中し、企業価値の向上を図るため、メルシャンの医薬・化学品事業を三井物産に譲渡することにしたもの。

 

今後、メルシャンの医薬・化学品事業を承継するSPCは、強みである発酵技術や微生物変換技術を活かしつつ、三井物産での医薬品製造受託事業の中核会社として事業を展開する。