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日本機械輸出組合調べ

9月の機械輸出、実質伸び率は1.8%のマイナス

2014年11月21日 (金)

調査・データ日本機械輸出組合(JMC)は20日、9月の機械貿易動向を発表した。機械輸出額は4兆1294億円で前年同月に比べて7%増加したが、円安と営業日数の影響を考慮した場合の実質的な伸び率は1.8%の減少となった。

営業日が前年より1日多く、為替動向は1ドル104.9円と前年より6.2%の円安、対ユーロでも137.4円と4.6%の円安となり、これらが輸出額を9%押し上げた。また、中国、ASEAN・南アジア向けの伸びが大きく、輸出額の35%を占める自動車が5.3ポイントの伸び率となったことも影響した。

10月の機械輸出は3.7%増を見込んでいたが、財務省が20日発表した貿易統計速報をもとに同組合が試算したところ、10.5%増になったという。