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ヤマト運輸、滋賀県と包括連携協定、手ぶら観光など支援

2014年11月26日 (水)

ロジスティクスヤマト運輸、滋賀県と包括連携協定、手ぶら観光など支援ヤマト運輸は26日、滋賀県と包括的連携協定を締結した。同県公館で締結式を行った。

県とヤマト運輸は、包括的連携協定を結ぶことで、「滋賀・びわ湖ブランド」を前面に打ち出しながら、人的・物的資源を有効活用して地域の活性化、県民サービスの向上に取り組む。

具体的には、同県オリジナルの「ご当地送り状」「ご当地BOX」を製作し、ブランド情報を発信。琵琶湖を背景にした送り状や、比叡山延暦寺などの観光地、信楽焼などの特産品、「キャッフィー」などのご当地キャラクターを掲載したBOXを製作する。県内に32か所あるヤマト運輸の営業所に、午前中に持ち込まれた荷物を県内の宿泊施設へ当日中に届ける「手ぶら観光サービス」を提供する。

ヤマト運輸、滋賀県と包括連携協定、手ぶら観光など支援

▲出所:ヤマト運輸

また、今後はヤマト運輸のセールスドライバーが集配中に高齢者の異変に気づいた場合、関係行政機関や警察に報告する協力体制を整え、高齢者の見守り支援を行う。営業所に「子ども110番の店」を表す黄色のコーンを設置する。災害時には、支援物資の輸送協力やセールスドライバーが台風・豪雨などによる河川の氾濫を発見した際に、最寄りの行政機関に報告し、早急に対応する取り組みを実施し、災害対策の向上に努める。

さらに、新スリーター(リヤカー付き電動アシスト自転車)や台車、電気自動車を使用し、環境に配慮した集配活動を積極化。今後は相互連携を強化し、手ぶら観光サービスの取扱い拠点を駅や観光地、商店などにも拡大。観光案内所の機能を持つ営業所の開設や、特産品の販路拡大といった地域活性化につながる新サービスの開発に取り組む。