スタートトゥデイ、中国で「ZOZOTOWN」展開、ソフトバンクと合弁

ECスタートトゥデイは26日、ソフトバンクと共同で香港に合弁会社を設立し、その100％子会社として中国にファッションECサイトを展開する会社を設立することで合意した。

ソフトバンクとともに、香港に「スタートトゥデイホンコン（仮称）」を設立し、その100％子会社として中国にファッションECサイトを展開する「スタートトゥデイシャンハイ（仮称）」を設立することで、中国国内でファッションEC事業を行うことにしたもの。

事業展開に際しては、ソフトバンクの子会社で中国ECビジネス進出支援を手がけるアリババから全面的なサポートを受ける。アリババは「スタートトゥデイホンコン」の設立時に新株予約権を引き受ける。

スタートトゥデイシャンハイでは、同社が日本で培ったファッションECサイト運営のノウハウと、アリババの中国でのECサイト運営ノウハウ、中国国内でのインターネットTV、SNSサイトなどのソーシャルメディアを活用。アリババグループ「淘宝網」（タオバオ）のECプラットフォームを利用して「ZOZOTOWN」を中国国内に開設するとともに、淘宝網（タオバオ）内のBtoCショッピングモール「淘宝商城（タオバオモール）」に出店し、同時に2つのサイトを展開する。9月下旬をめどにサービスを開始する。