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昭和電工、セラミックス事業を再編、新会社発足

2014年12月2日 (火)

荷主昭和電工は1日、子会社の名古屋研磨材工業と塩尻昭和が来年1月1日付で合併し、統合会社「昭和ファインセラミックス」として発足すると発表した。

名古屋研磨材工業はこれまで愛知県日進市、長野県塩尻市で人造研磨材を製造し、塩尻昭和が名古屋研磨材工業塩尻事業所の製造を受託する形で運営してきたが、合併により、事業運営の効率化を図る。

昭和電工では、セラミックス事業の再編を進めており、10月1日に昭和電工セラミックスと東北金属化学が合併。昭和電工セラミックス富山工場に東北金属化学で行ってきた鏡面研磨材事業を集約し、生産体制の効率化を図る。

また、昭和電工セラミックスは塩尻市に本社とセラミックス耐火材、研削材などを生産する塩尻工場、富山市にセラミックスコンデンサーや光触媒に使用される酸化チタンなどを生産する富山工場を配置し、グループのセラミックス事業の中核会社として、ことし1月6日付で発足している。