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シアンス・アール「Aldio」8日から提供開始

低コストで超広域通信可能な業務用無線機が登場

2014年12月8日 (月)

サービス・商品低コストで超広域通信可能な業務用無線機が登場シアンス・アール(東京都中央区)は8日から、スマートフォン、タブレット、PCを利用したクラウド型の業務用IP無線「Aldio」(アルディオ)の提供を開始する。

アルディオはこれまでの業務用無線機が不要になるIP通信を利用したクラウドサービスで、導入コストや月々のランニングコストを削減するだけでなく、これまで困難だった超広域ネットワークで一斉連絡できるようになることから、大勢での情報共有が必要な物流、建設、警備、サービス業や自治体・消防団などさまざまな業種・業態で利用できる。

免許や基地局設備、煩雑な申請作業が不要で、連絡用の通信網にキャリアごとのデジタル携帯通信網(3G4G/LTE)や、無線LANアクセスポイント(WiFi)を利用するため、インターネットに接続するだけで簡単に運用を開始できる。

また、会話データは暗号化して送受信するため、盗聴の心配がなくなるのも特徴。データ通信量が軽量なため、一般的な「格安スマホ」「格安SIMカード」で運用でき、3G回線の利用や帯域制限時でも低遅延で運用できる。

電話の着信応答が可能な専用スピーカマイク、タイピン型マイクなどの周辺機器(有線、Bluetooth)と連携させることで、風雨や騒音の激しい場所でも業務連絡が聞き取りやすく、ハンズフリーで利用することが可能になる。

GPS位置情報が標準で提供されるほか、開発者向けAPI・SDKを提供し、スマートデバイスを使った既存業務アプリとの統合に対応する。価格は1ユーザー1000円(月額)。

■「Aldio」(アルディオ)の詳細情報
http://www.science-arts.com/aldio.html