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三菱ガス化学、2年連続で包装技術研究大会の優秀発表

2014年12月15日 (月)

サービス・商品三菱ガス化学、2年連続で包装技術研究大会の優秀発表三菱ガス化学は15日、2年連続で全日本包装技術研究大会の「優秀発表」に選出された、と発表した。

全日本包装技術研究大会は、日本包装技術協会が経済産業省・国土交通省・防衛省などの後援を受けて開催している研究発表会で、包装技術の研鑽と交流を促進するため、1963年から毎年実施されている。

昨年は同社の岩本慎平氏が「新規酸素捕捉樹脂の特徴と用途」をテーマに、酸素吸収樹脂の課題となっていた強度や臭い、内容物への溶出を解消した樹脂の開発に成功した経緯などを発表。食品包装用途のほか、医薬品用途への応用が期待されている。

また、今年度は同社の増田章宏氏が「乾燥条件下に適用可能な脱酸素包装材料の開発」について発表した。絶乾状態でも酸素と反応することができる特殊鉄粉を使用した鉄系酸素吸収樹脂を開発し、乾燥条件下でも無酸素状態で長期保存を可能とした。