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延床面積5.8万m2、日立物流とTOTOが利用

日本ロジファンド、八千代物流センターの再開発が完了

2014年12月15日 (月)

拠点・施設日本ロジファンド、八千代物流センターの再開発が完了日本ロジスティクスファンド投資法人は15日、八千代物流センター(千葉県八千代市)の再開発工事が完了したと発表した。施設は地上4階建て、延床面積5万8150平方メートルで、日立物流が4万3032平方メートルと全体の4分の3超を、TOTOが残る1万3850平方メートルをそれぞれ利用する。

1階部分はTOTOが7年間の定期建物賃貸借契約を締結し、隣接地の同社千葉物流センターと併せて関東・東北地方を広くカバーする拠点として運用する。2階以上は日立物流が10年間の定期建物賃貸借契約を結び、荷主企業の全国的な中核拠点として運用する。

日本ロジファンド、八千代物流センターの再開発が完了再開発後の同物流センターは、有効柱間隔10メートル×12メートル、有効天井高6メートル以上、基準階の床荷重が1.5トン(1平方メートル当たり)と標準的な施設を備えた、汎用性の高い大規模マルチテナント型物流施設となり、4階を除く各階に直接アクセスできるランプウェイと4基の貨物用エレベータ、4基の垂直搬送機を併設する。

これにより、貨物の効率的な入出庫や庫内移動、保管が可能となっており、幅広い業種のテナントニーズに対応する。

災害発生時にも物流拠点としての機能を維持できるよう、PC免震工法を採用。テナント企業のBCP(事業継続計画)拠点として運用できる。また、環境意識の高まりに配慮してCASBEE新築のAランクを取得済み。取得額は78億9200万円。