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京都市嵐山地域で路面電車を利用した低炭素型集配システムを構築

ヤマト運輸と京福電鉄、路面電車活用集配で大臣表彰

2014年12月18日 (木)
▲表彰式の様子(出所:ヤマト運輸)

▲表彰式の様子(出所:ヤマト運輸)

認証・表彰ヤマト運輸と京福電気鉄道(京福電鉄、京都市中京区)は18日、両社が京都市嵐山地域で共同で行ったで路面電車を利用する集配が評価され、「2014年交通関係環境保全優良事業者国土交通大臣表彰」を受賞した。

ヤマト運輸はこの取り組み以前、京都府久御山町にある物流ターミナルから京都市西京区嵐山地域を担当する営業所へ大型トラックで宅配貨物を転送し、営業所から2トン車などに積み替え、配達していたが、11年5月から京福電鉄と連携し、路面電車を利用した輸送に切り替えた。停車駅周辺地域に配達する貨物が入った台車を電車一両を貸し切って搭載し、駅からはリヤカー付電動自転車や台車、電気自動車で集配を行っている。

両社は13年7月12日に嵐山駅に開設したヤマト運輸の観光案内所併設営業所で、手荷物の一時預かりサービスを展開。現在も観光客向けの新サービスの開発にも取り組んでいるという。