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日本郵便、商船三井、佐川急便、西濃運輸と連携

中国宅配大手・申通快逓が日本へ進出、沖縄にハブ

2014年12月19日 (金)

ロジスティクス中国宅配大手・申通快逓が日本へ進出、沖縄にハブ中国の申通快逓(stoエクスプレス)はこのほど、日本向け国際宅配サービスに進出すると発表した。同社はこれまでに香港、台湾、米国、ロシア向けのエクスプレスサービスを開設しており、2015年中に韓国、オーストラリア、イギリスへとサービスエリアを拡大する計画。

日本への進出に際し、同社は沖縄に国際運送センターを設立し、専用ネットワークを設ける。日本郵便、佐川急便、商船三井、西濃運輸と提携し、東京・大阪などの主要都市をカバーする配送網を構築する。

日本郵便との接続で国内全体をカバーする配達能力を獲得し、商船三井の成田空港における通関能力、佐川急便と西濃運輸の小包処理能力を組み合わせて効率の高いサービスを提供する。

同社は国際化ネットワークの中で、中国大陸、台湾、東京、韓国の中心に位置する沖縄の地理的な位置を、これらの都市・地域へいずれも2時間で到達できるとして重視。

那覇空港を24時間体制で活用し、明け方に沖縄に到着した貨物が2時間以内に通関を完了、航空便で日本国内22都市に向けて朝9時までに貨物を輸送し、日本全域をカバーする。

また、那覇空港から台北、バンコク、上海、ソウル、香港へのフライトが毎日運行されていることに着目し、沖縄を東アジアから南アジアの一部までカバーするハブ拠点に位置づけていく。