ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本ペイントHD、事業体制を再編、4社に集約

2014年12月22日 (月)

荷主日本ペイントホールディングスは19日、来年4月1日付で組織再編を実施すると発表した。また、1月22日開催の同社株主総会に同社保有の子会社株式の現物配当を付議し、孫会社「日本ペイント工業用コーティング」の株式を取得、直接の子会社とする。

同社は10月1日に持株会社体制へ移行したが、地域や事業によって異なる成長の道筋(成長モデル)に応じた事業運営を加速するため、2015年4月1日付で自動車用塗料事業・工業用塗料事業・汎用塗料事業・サーフ事業――の4事業運営会社に分社することにした。

自動車用塗料事業では、日本ペイントの自動車用塗料事業を担っている大和塗料販売の株式を吸収分割で日本ビー・ケミカルに移管。大和塗料販売は設備業以外の事業も日本ビー・ケミカルへと引き継ぎ、日本ビー・ケミカルは社名を「日本ペイント・オートモーティブコーティングス」に変更する。

サーフ事業では、日本ペイントと日本ペイント工業用コーティングが同事業を共同新設分割によって新設する日本ペイント・サーフケミカルズに統合。工業用塗料事業は、日本ペイントから吸収分割で日本ペイント工業用コーティングに引き継ぎ、日本ファインコーティングスが合併、社名を「日本ペイント・インダストリアルコーティングス」に変更する。

汎用塗料事業では、日本ペイント販売が日本ペイントを逆さ合併の形で統合。合併後の社名を「日本ペイント」に変更する。