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佐川急便、グリーン物流優良事業者の国交大臣賞を受賞

2014年12月26日 (金)

認証・表彰佐川急便、グリーン物流優良事業者の国交大臣賞を受賞佐川急便は26日、グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰で国土交通大臣賞を受賞した、と発表した。東武鉄道、東武タワースカイツリー、東武タウンソラマチとの共同受賞。

受賞の対象となったのは、東京スカイツリータウンの館内物流システムで、共同配送による納品車両台数の抑制や館内物流の整流化など複合的な取り組みにより、エネルギー使用量、CO2排出量を削減した。

佐川急便によると、東京スカイツリータウンは建設プロジェクト開始当初から物量の増加が想定され、同社は大型複合施設への納品車両の円滑な搬出入の仕組みなどを検討する物流ワーキンググループに開業3年前の2009年から参画、物流業務の効率化に取り組んだ。

宅配便、直納便などを一括して引き受けて共同配送し、納品車両台数の抑制とスムーズな納品を実現。入館や搬出入に関する「人・物・車・情報の一元管理」を行い、施設に出入りするすべての情報を把握できる館内物流システムを構築、荷捌き駐車場や貨物用エレベーターの効率的な運用につなげた。

館内物流システムの導入と合わせて、外部にTCセンターを新設して共同配送を実施。施設内で販売される商品のサプライヤーから商品をTCセンターで受け入れ、検品仕分後に共同配送を行うことで搬入車両を集約した。