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古河電工、大雪被害の工場で一貫生産再開

2015年1月6日 (火)

拠点・施設古河電工、大雪被害の工場で一貫生産再開古河電工は5日、昨年2月の大雪で工場の屋根が崩落し、銅条製品の一貫生産を停止していた日光事業所(栃木県日光市)で、一貫生産を再開した。

日鉱事業所では14年2月に発生した栃木県日光市の記録的な大雪で、一部工場建屋の屋根が崩落するなどの被害があり、銅条製品の一貫生産が停止。その後、同業他社の応援を得ながら工場建屋、製造装置の復旧作業を続け、昨年12月に設備の試運転とサンプル出荷を開始、設備調整と品質確認を実施していた。

日光事業所で銅条製品の一貫生産を再開したのは、大雪被害以来10か月半ぶり。今後は、CO2排出量の少ない水力発電を活用し、雪害対応の中で学んだ「工程毎の生産性の高さ」と「リードタイムの短さ」をベースに、BCP(事業継続計画)の観点を織り込んで適正在庫を持てる強みを活かす。