ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ASEAN・インド地域での事業体制強化

島津製作所、マレーシアの販路集約、生産拠点新設

2015年1月14日 (水)

メディカル島津製作所は13日、ASEANやインド地域の事業体制を強化するため、シンガポール現地法人「島津アジア・パシフィック社」を通じてマレーシアに販売会社を設立し、今月2日から営業を開始した、と発表した。新会社はマレーシアで計測機器や医用機器を販売する。

同国では島津アジア・パシフィック社がアジア、インド、オセアニア向けに販売する分析計測器の生産拠点を新設する計画で、10月に着工し、2016年12月の稼働開始を目指す。

同社はこれまで、現地代理店を通じて分析計測機器を販売し、医療用機器は島津アジア・パシフィック社のマレーシア支店が直販するなど販路が分散していた。新会社を設立することで販路を集約し、販売体制の強化につなげる。

新会社設立後は、マレーシアで13年実績の2倍に相当する2025万米ドルの売り上げを計画している。内訳は分析計測機器1505万米ドル、医用機器520万米ドル。