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日本郵便が航空通常郵便の利用を推奨

中国向けEMSでiPhoneの未着・抜き取り事故多発

2015年1月26日 (月)

国際日本から中国向けに国際スピード郵便(EMS)で発送されたiPhoneやiPadが、現地で未着や中身だけを抜き取られる事故が多発していることを受け、日本郵便では中国にこれらの製品を送る場合、航空通常郵便か航空小包を保険付きで利用するよう呼び掛けている。

同社によると、航空通常郵便や航空小包で送ると1週間程度かかるため、iPhoneやiPadを送る顧客の大半が、3日程度で中国へ送ることができるEMSを利用しているという。

これらの機器を中国へ送る場合、EMSと航空通常郵便、航空小包に日数以外の大きな違いはなく、同社は「現地での被害の原因は分からない」としながらも「EMSに被害が集中している事実」を踏まえ、保険金額が最高13万円以上の航空通常郵便と航空小包の利用を推奨することにした。

■中国宛て送達条件
<航空通常郵便(定形外)>
大きさ:最長辺60センチまで、長さ+幅+高さ=90センチまで
重さ:2キロまで
保険金額の最高限度額:876SDR(13万7000円)

<航空小包>
大きさ:長さ1.5メートル、長さと長さ以外の方向に計った最大の横周との合わせて3メートル
重さ:30キロまで
保険金額の最高限度額:838SDR(13万1000円)