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京セラ、トルコで機械工具事業を強化、物流拠点も

2015年1月27日 (火)

国際京セラは26日、機械工具事業の強化を図るため、トルコ・イスタンブールに機械工具の販売合弁会社「京セラビルギノーグル精工」を設立すると発表した。現地にロジスティックセンターを設けるほか、技術サポートを行うテクニカルセンターの開設も視野に、顧客ニーズにきめ細かく対応できる体制を整備する。

23日に傘下の機械工具メーカー「京セラユニメルコ社」(デンマーク)と、トルコの販売代理店「ビルギノーグル・インダストリアルマテリアルズ・インダストリー&トレード」が合弁契約を締結した。

同国では大手メーカーが工場を設け、関連製品の輸出も年率10%近く伸びているなど市場が拡大傾向にあり、切削工具の需要も増加する見込み。京セラは、1992年から販売代理店を通じて同国で切削工具の販売を開始し、昨年7月にはイスタンブールに京セラユニメルコ社の事務所を開設。事業拡大を加速させるため、新たに販売会社を設立することにした。

新会社の京セラビルギノーグル精工では、汎用の切削工具から特注工具まで取り揃える京セラグループの幅広い製品ラインアップを強みに顧客への提案を強化していく。