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15年3月期第3四半期決算

ハマキョウレックス、主力部門増益で営業益12.8%増

2015年1月29日 (木)

財務・人事ハマキョウレックスが29日に発表した昨年4月から12月まで9か月間の決算は、主力の物流センター事業と貨物自動車運送事業が揃って増益となり、全体の営業利益は12.8%(前年同期比)増加した。

物流センター事業は売上高332億7400万円(0.1%減)、営業利益37億8600万円(15.1%増)と減収増益。前年度に新規稼働したセンターが段階的に業績に寄与したものの、既存荷主の物量が減少して減収要因となったが、業務の効率化が進み、部門利益は伸ばした。期中の新規物流受託件数は10社で、前期受託した2社を含めた12社のうち10社が稼働。残る2社は1月以降の稼働を目指して準備を進める。この結果、同社の物流センター数は78センターとなった。

貨物自動車運送事業は売上高363億4600万円(0.8%増)、営業利益15億3500万円(7.5%増)。近物レックスで運賃単価の料金交渉や新規業務の獲得が進展した。期初の原油価格高騰の影響で燃料費は前年同期に比べて4500万円増加したが、料金交渉による売上高の増加でコストアップ分を吸収した。

通期は売上高920億円(前期並み)、営業利益65億円(9.9%増)、経常利益66億円(7.8%増)、純利益34億円(10.9%増)を見込む。

[ハマキョウレックス]2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期第3四半期2014年3月期第3四半期増減
売上高69,62169,3720.4%
営業利益5,3254,72012.8%
経常利益5,6014,87814.8%
当期純利益3,1252,42528.9%