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東京港コンテナふ頭周辺の放置車両取り締まりを強化

2015年1月29日 (木)

ロジスティクス東京都港湾局は29日、東京港のコンテナふ頭周辺を「放置等禁止区域」に、台切りシャーシーを「放置等禁止物件」に指定し、取り締まりを強化すると発表した。3月20日に放置等禁止区域を指定する。

コンテナふ頭周辺で放置車両(台切りシャーシー)が渋滞の一因となっているほか、重大な交通事故を引き起こしたケースもあることから、これまで巡回して注意を喚起してきたが、「依然として多くの放置車両が存在している」として、取り締まりを強化することにしたもの。

取り締まり強化後は、都職員がふ頭を巡回し、放置禁止区域内で禁止物件を確認した場合、警告フラッグを取り付ける。警告フラッグは都指定の場所へ出頭し、誓約書を提出しなければ取り外せないようにし、その後も繰り返し放置した場合には港湾法の規定に基づく罰則が適用される。

また、台切りシャーシー対策の実施に合わせて、受け皿施設として東京税関大井出張所の隣接地に時間貸しシャーシープールを増設する。増設シャーシープールは3月に整備を完了し、駐車台数は180台となる。24時間・年中無休で運営する。