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日通、台湾に新拠点開設、ILCライセンス取得

2015年1月30日 (金)

国際日通、台湾に新拠点開設、ILCライセンス取得日本通運は30日、台湾現地法人の台湾日通国際物流が昨年12月9日に台湾・嘉義縣で「MITT倉庫」を開設するとともに、台湾中南部で日系フォワーダーとして初めてILCライセンスを取得し、同倉庫で営業を開始したと発表した。

ILCライセンスは、一般保税倉庫ではできない流通加工を行うために必要な資格で、開設したMITT倉庫では精密機器メーカー製造拠点(保税工場)に対し、部品加工やJIT配送など高度な物流サービスを提供する。

日通、台湾に新拠点開設、ILCライセンス取得MITT倉庫は、敷地面積2万9389平方メートル、延床面積1万7464平方メートルで、耐震性のある重量ラック、最大32台の接車バース、赤外線を使用した警備システムなどを備える。

これにより、台湾の日通グループ拠点は15拠点、倉庫4棟、4万7279平方メートルに拡大した。昨年3月には台湾北部の桃園縣で大型倉庫「NEXT倉庫」を稼働させている。

日通、台湾に新拠点開設、ILCライセンス取得 日通、台湾に新拠点開設、ILCライセンス取得

■台湾日通「MITT倉庫」の概要
所在地:台湾嘉義縣大林鎮大美里19鄰大埔美園區三路37號
敷地面積:8890坪(2万9389平方メートル)
延床面積:5283坪(万7464平方メートル)
立地:中山高速道路(高速三号線)「梅山」ICから5分、高雄港・台中港から90分