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伊藤忠商事とメープルツリーグループの共同事業

新日鉄住金エンジ、野田市で大型物流施設受注

2015年2月5日 (木)
新日鉄住金エンジ、野田市で大型物流施設受注

▲鍬入れ、伊藤忠商事・木造常務(出所:新日鉄住金エンジニアリング)

拠点・施設新日鉄住金エンジニアリング(東京都品川区)は5日、伊藤忠商事とメープルツリーグループの共同事業会社から建築・鋼構造事業部が大型物流施設「(仮称)野田物流センター」を受注し、建設工事に着手したと発表した。

この施設は鉄骨造地上4階建て、床面積7万4000平方メートルの規模で、1階から3階にトラックバースと片側にランプウェイを配したマルチテナント型。新日鉄住金エンジニアリングが設計・施工で受注、1月28日に安全祈願祭を行った。工期は13か月で、2016年2月の竣工を目指す。

新日鉄住金エンジ、野田市で大型物流施設受注

施設の設計に際しては同車独自の構造設計ノウハウを活かして、地震エネルギー吸収能力の高い自社製制振用ダンパーを180本使用、耐震構造並みの低コストでワンランク上の制振構造を実現する。

同車は特に構造躯体のウェイトが高い大型物流施設を得意領域の一つとしており、今回の受注でこの分野の受注実績は33件、総延床面積で150万平方メートルを超える。