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旧新日鉄住金社有地で新日鉄住金エンジが設計・施工

伊藤忠・メープルツリー、堺市で12.5万m2の物流施設

2015年2月12日 (木)

拠点・施設伊藤忠・メープルツリー、堺市で12.5万m2の物流施設新日鉄住金エンジニアリングは12日、同車建築・鋼構造事業部が大阪府堺市で伊藤忠商事とメープルツリーグループの共同事業会社「柳プロパティーズ」から大型物流施設「堺物流センター」(仮称)の設計・施工業務を受注したと発表した。

施設は鉄骨造、地上4階建て、床面積12万5000平方メートルの大規模物流施設で、各階にトラックバースと両側にランプウェイを配したマルチテナント型となっている。同社が設計・施工で受注、工期は15か月で、2016年7月の竣工を目指す。

施設の設計に際し、地震エネルギー吸収能力の高い自社製制振用ダンパーを400本使用し、耐震構造並みの低コストでワンランク上の制振構造を実現する。

今回の受注は野田物流センター(延床面積7万4000平方メートル)に続くもので、大規模物流施設分野の受注実績は34件、総延床面積で160万平方メートルを超えることとなる。

建設場所は阪神高速4号湾岸線の三宝ICから近い旧新日鉄住金社有地。