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味の素、北米に持株会社設立し事業再編

2015年2月25日 (水)

フード味の素は、米国子会社の味の素ノースアメリカ社によるウィンザー・クオリティ・ホールディングス社の買収を機に、4月1日付けで北米の組織体制を再編し、コンシューマーフーズ事業とアミノ酸・食品バルク事業に分ける。

コンシューマーフーズ事業の成長加速に向け、北米のビジネスモデルに応じた体制に再編し、コンシューマーフーズ事業とアミノ酸・食品バルク事業の2事業に分けてそれぞれのマーケティング力・営業力の強化を進める。

再編はまず、味の素ノースアメリカを持株会社として改変し、商号を「味の素北米ホールディングス社」に変更。アメリカ味の素冷凍食品社を存続会社としてウィンザー・クオリティHD(グループ9社含む)、味の素ノースアメリカのコンシューマーフーズ事業、アモイ・ノース・アメリカ社を統合し、商号を「味の素ウィンザー社」に改称する。

また、味の素ノースアメリカのアミノ酸・食品バルク事業を味の素北米HD傘下に新設する「味の素ノースアメリカ社」へ移管する。

今後、コンシューマーフーズ事業ではアメリカ味の素冷凍食品、ウィンザー・クオリティHD、味の素ノースアメリカのコンシューマーフーズ事業、アモイ・ノース・アメリカの統合により、製品開発・生産プロセス・販売チャネルを総合的に見直し、効率に優れた事業基盤を構築することで製品開発力、営業力を強化する。特に巨大な北米冷凍食品市場で「圧倒的ナンバーワンの日本食・アジア食の冷凍食品メーカー」を目指す。