野村不動産、厚木市の新物流施設が満室稼働

拠点・施設野村不動産は3日、神奈川県厚木市で物流施設「ランドポート厚木金田」が竣工したと発表した。これにより、ランドポートシリーズは7棟、総延床面積10万7000坪が竣工した。すべて満床稼働。

ランドポート厚木金田は敷地面積1万7900平方メートル（5400坪）、地上4階建て、延床面積3万8900平方メートル（11800坪）の大規模マルチテナント型物流施設で、BCP対策、環境に配慮した施設をコンセプトに、同社グループの厚木エリア物件では初の免震構造、全館LED照明、屋上への太陽光パネル設置を採用した。

立地面では東名高速道路厚木ICから5キロ、圏央道圏央厚木ICから2.2キロと高速道路のアクセスに優れ、首都圏と関西・東海地方をつなぐ拠点として優れている。工業専用地域に位置し、24時間稼働可能でありながら、最寄りのバス停から徒歩6分と物流機能と良好な雇用環境を兼ね備えた物流施設として評価され、竣工時からテナント満床稼働でスタートする。

同社は今後、首都圏・関西圏・中部圏を中心にランドポートシリーズを積極展開していく方針で、今後、具体的な計画を公表するとしている。大阪府・愛知県では既に用地を取得している。

■ランドポート厚木金田の計画概要
所在地：神奈川県厚木市金田1095
敷地面積：1万7943.43平方メートル（5427.88坪）
延床面積：3万8948.49平方メートル（1万1781.91坪）
構造・規模：鉄骨造・免震構造・地上4階建（1・3階トラックバース設置）
設計・施工：JFEシビル
竣工：2015年1月