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14年12月の関東輸送動向、湾内フェリーが58.9%増

2015年3月4日 (水)

調査・データ関東運輸局が4日発表した2014年12月の管内輸送動向によると、前年同月に比べて5%以上輸送量・取扱量が増加したのは湾内フェリー(58.9%増)、外航船輸出入の千葉(15%増)、羽田空港の国際線発着貨物(96.1%増)、冷蔵倉庫月間保管残高(10.4%増)、鉄道貨物の車扱い(6.1%増)だった。一方、長距離フェリー(10.3%減)、外航船輸出入横浜(6.8%減)、内航船移出入横浜(20.1%減)、内航船移出入東京(13.3%減)、内航船移出入千葉(12.5%減)、成田空港国際線輸入(7.7%減)は大きく減少した。

JR貨物の管内発の荷動きは、車扱貨物が石油などの増加で6.1%増、コンテナ貨物は0.6%増だった。

トラック(14年11月)の荷動きは、特別積合せ貨物(16.3%減)と大きく減少し、一般トラックは8.1%減。宅配貨物取扱は3.5%減、トラックターミナルは11.7%増となった。

海運では、長距離フェリーが10.3%減、湾内フェリーは58.9%増、内航貨物船は2.3%増だった。湾内フェリーが大幅に増えているのは、天候などの影響による欠航が少なかったためとしている。

港運では、輸出入貨物が横浜港で6.8%減、 東京港で0.3%減、千葉港は15%増となった。国内移出入貨物は横浜港20.1%減、東京港13.3%減、千葉港12.5%減だった。

航空は、成田空港の輸出入貨物が輸出3.5%増、輸入7.7%減となった。14年4月から国際便が大幅に増えた羽田空港の発着貨物は、国内線貨物が0.4%増、国際線貨物が96.1%増だった。

普通倉庫は月間入庫高が1.5%減、月末保管残高が3.1%増となった。冷蔵倉庫は、月間入庫高が4.6%増、月末保管残高が10.4%増だった。