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需要拡大に対応

山大、石巻市に2棟目の国産材製材工場

2015年3月12日 (木)

拠点・施設山大は11日、宮城県石巻市に2棟目の国産材製材工場を建設すると発表した。

国産材製材工場(ウッド・ミル)の第2工場は敷地面積4万平方メートル、建物面積2589平方メートルで、生産能力は年間4万8000立法メートルとなる。8月に着工し、2016年4月から操業を開始する。投資額は17億8772万円。

国産人工乾燥製材品の需要増加に対応するため、既存工場との生産ラインの連携を図る。既存工場の隣接地を取得し、直径12-26センチの小径木、38-80センチの大径木を対象に、国産材原木を端材まで無駄なく使用して幅広い建築資材を安定供給できるようにする。

ウッド・ミル第2工場の新設により製材工程を合理化し、製造原価を抑えるとともに、地元国産材を使用することで関連事業者、地域経済の活性化につながる、としている。

製品を自社プレカット工場の原材料とし、プレカット製品の価格競争力や品質の安定などを確保、今後のプレカット事業展開で他社との差別化を図る。