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日本百貨店協会調べ

全国百貨店、2月の売上は消費税増税後初めてプラス

2015年3月19日 (木)

調査・データ日本百貨店協会が19日に発表した2月の全国百貨店売上高概況によると、売上高総額は4457億円で前年同月実績に比べて1.1%(店舗数調整後)増加し、11か月ぶりにプラスとなった。2014年12-15年2月の3か月移動平均値(店舗数調整後)は1.3%減。

調査対象は百貨店83社240店(前月比増減なし)、総店舗面積609万1117平方メートル(前年同月比2.8%減)となった。

2月は初旬から北海道を中心に暴風雨に見舞われるなど、地域によって天候のばらつきがあったものの、中旬以降好天に恵まれ気温も上昇したことから、衣料品など春物商材が順調に推移した。また株高で消費マインドが向上したことや前年との天候差、バレンタインなどの催事、旧正月休暇で中華圏からの訪日外国人による売上高の底上げで、昨年4月の消費税率引き上げ後初めて、プラスを確保した。