ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本生協連、店舗・物流拠点など168か所に電力供給

2015年3月24日 (火)

荷主日本生協連、店舗・物流拠点など168か所に電力供給日本生活協同組合連合会(日本生協連)は24日、傘下の新電力会社「地球クラブ」が4月1日から、首都圏の日本生協連事務所と生活協同組合コープみらい(さいたま市)の事業所168か所に契約電力合わせて20メガワット(MW)規模の電力供給を開始すると発表した。

日本生協連では、「原子力発電に頼らないエネルギー政策の実現と持続可能な社会」を目指し、再生可能エネルギー普及の一環として2012年度から全国7か所の物流施設に太陽光発電設備の設置を進めてきた。また、昨年9月には岩手県野田村に建設される木質バイオマス発電所、野田バイオパワーJPに東北3生協とともに出資している。

地球クラブは昨年6月20日に、再生可能エネルギーの発電と利用を一体的に推進するため、自家需要をまかなうPPSとして設立し、事業開始に向けた準備を進めていた。

当面の電源調達は、日本生協連の物流施設とコープみらいが加入するコープネット事業連合(さいたま市)の物流施設に設置された太陽光発電による2.5MWと、天然ガス発電や工場余剰電力などの外部調達とする計画。16年から稼働する野田バイオパワーJPからの調達も見込んでいる。

供給先は日本生協連分がコーププラザ(東京都渋谷区)、日本生協連商品検査センター(埼玉県蕨市)の2か所、コープみらい分が千葉・埼玉・東京の88店舗、宅配センター69か所、事務所9か所の166拠点。