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15年度入社式で武藤社長が訓示

「自律自責型の人材を目指せ」、商船三井

2015年4月1日 (水)
▲入社式での集合写真(出所:商船三井)

▲入社式での集合写真(出所:商船三井)

話題商船三井は1日、新入社員38人(海上新卒採用12人、陸上新卒採用26人)を迎え、入社式を行った。

武藤光一社長は「どうすればさらに良い会社にしていけるか」を徹底的に考え、商船三井グループの成長のために頑張ってほしいと述べ、「仕事をするうえで、会社にどのような貢献をできるか、考えて行動すること」「大局観を身に着けるために地道に着実に業務を行うこと」「組織で働く人間として、ルール・約束を守り、倫理に沿って行動すること」――の3つを守ってほしいと述べた。

■「自律自責型の人材を目指せ」(武藤光一社長の訓示、要約)
社員一人ひとりの原動力となる共通の価値観として「MOL CHART」を制定した。CHARTは5つの価値を表す言葉の頭文字をつなげたもので、CはChallange(新たなビジネスチャンスを開拓する)、HはHonesty(コンプライアンスを意識して、社会規範と企業倫理に従って行動)、AはAccountability(常に当事者意識を持ち、自律自責で取り組む)、RはReliability(顧客の信頼に応える)、TはTeamwork(知識や経験、技術と海技力を共有)を指す。

MOL CHARTを指針とする海図として皆と共有し、力強い運動力を生み出すことで中期経営計画「STEER FOR 2020」を達成し、長期ビジョンの「世界の海運をリードする強くしなやかな商船三井グループ」の実現に向け、進んでいきたい。

その実現に当たり、世界を相手に、どんな難題に直面しても、常に当事者意識を持ち、解決策を見出し、関係者と協調しつつ自らその解決策を実践し、新しい価値を生み出していく自律自責型の人材を目指してほしい。また、海上社員はより高度な海技ノウハウを備えた船員、船舶管理者となるよう努力してほしい。