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農水省、コメ輸出拡大に向けくん蒸倉庫の登録拡大

2011年6月7日 (火)

行政・団体農林水産省はこのほど、中国への米輸出の拡大を図る目的で実施したくん蒸倉庫の登録に必要なトラップ調査(3か月間)を終え、くん蒸倉庫(8倉庫)すべてでカツオブシムシ類の発生が確認されなかったとして、植物防疫所で中国向け精米のくん蒸倉庫として登録を行った。

 

中国への米輸出は、指定精米工場での精米と登録くん蒸倉庫でのくん蒸が義務付けられており、これらの施設の指定・登録に当たっては一定期間トラップ調査を行い、カツオブシムシ類の発生がないことを確認する必要がある。

 

これまで日本には登録くん蒸倉庫が1か所しかなく、施設の数を増やすことで中国への輸出数量の増加に対応することができることから、「中国向け精米のくん蒸を行うために登録を予定している倉庫」を対象に、国がトラップ調査を実施したもの。

 

登録したくん蒸倉庫は次の通り。

地域登録くん蒸倉庫業者名所在地
北海道小樽倉庫事業協同組合北海道小樽市
東北山形県酒田港西埠頭上屋山形県酒田市
関東鈴与静岡県静岡市
北陸日本海倉庫新潟県新潟市
東海日本トランスシティ三重県四日市市
近畿舞鶴倉庫京都府舞鶴市
中国四国上組箕沖支店広島県福山市
九州熊本県熊本港管理事務所熊本県熊本市