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コーナン商事、財務体質強化へ貝塚市拠点に在庫集約

2015年4月13日 (月)

拠点・施設コーナン商事は13日、2015年度から17年度まで3か年の中期経営計画を策定したと発表した。最終年度の17年度に売上高3000億円超、経常利益150億円を目指すとともに、在庫と借入金の削減を目標に掲げた。

在庫削減に向けた取り組みとしては、新たに設けた「在庫管理部」を中心に、長期滞留在庫の整理、倉庫在庫の削減を2本柱として推進し、在庫水準の適正化とスペース効率の向上、業務効率化による接客時間の創出、資金効率の向上――につなげる。

長期滞留在庫を整理するため、店舗に割安コーナーを設置して販売促進を図るとともに、翌年に持ち越さないよう季節商品の売り切りを図る。

倉庫在庫の削減策としては、販売に見合った仕入れを行い、過剰在庫の予防に注力するほか、物流拠点の新貝塚・貝塚センター(大阪府貝塚市)へ在庫を集約し、商品効率を高める。