ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

エバーグリーン、海事協会の最適運航支援システム導入

2015年4月14日 (火)

サービス・商品日本海事協会は13日、船舶の設計、運航支援ソフト会社のNAPA社と共同開発した最適運航支援システム「ClassNK-NAPAグリーン」がコンテナ船社のエバーグリーンに導入されることになったと発表した。

ClassNK-NAPAグリーンの自己学習機能「ダイナミックパフォーマンスモデル」は、推計値と実際の計測値との一致率が99.6%という高い精度で船舶のパフォーマンスを分析する機能を持つ。

このシステムを導入することで、船社は運航船舶のデータを陸上からリアルタイムで監視、記録、分析できるようになり、正確なベンチマーキングやKPI(重要業績評価指標)の算出につなげることができるようになる。

実船検証で、ClassNK-NAPAグリーンのトリム最適化や船速・航路調整機能による高い燃費改善効果を確認しており、同協会では「船社での船舶運航の効率化、正確で透明性の高い運航データ把握へのニーズを反映し、ベストな最適運航支援システムとして今後も提供していく」としている。