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旭硝子、中国にTFT液晶用ガラス基盤製造設備を建設

2015年4月17日 (金)

国際旭硝子は17日、中国広東省恵州市でTFT液晶用ガラス基板製造窯を建設すると発表した。16日に恵州仲愷高新技術産業開発区と投資に関する覚書を調印した。

これにより、中国で素板から加工までの一貫生産体制を構築、日本から最新の設備を移設することで設備投資額を大幅に圧縮する。新会社はことし半ばに設立し、16年末-2017年初頃に稼動を開始する計画。

同社は中国の需要拡大に対し、江蘇省昆山市、広東省深圳市に大型ガラス基板に対応した加工拠点を置き、供給体制を整備してきたが、今後のさらに拡大が見込まれる市場の需要に対応し、安定供給体制を強化するため、日本から最新のガラス基板製造設備を移設することにしたも。