モスフード、物流費高騰で19日から最大70円値上げ

荷主モスバーガーを展開するモスフードサービス（東京都品川区）は、物流費の高騰や直材の調達価格上昇を受け、19日から全国のモスバーガー店舗で商品価格を値上げする。値上げ幅は単品メニュー価格で10-50円、セットメニュー価格で40-70円となる。

原材料費の高騰、円安の進行により、食材の調達費用の上昇、物流費の高騰、人件費、電力価格の上昇の影響を複合的に受け、管理コストの削減や物流の効率化といったこれまでの内部努力では吸収できなくなったとして、値上げを決めた。

「モスバーガー」や「ホットドッグ」「モスライスバーガー」などメイン商品31品目を20-30円、「フレンチフライポテト」などのサイドメニューを10-20円、「プレミアムブレンドコーヒー」などのドリンク類を20-50円、サイドオーダーとドリンクを合わせたセットメニューを40-70円値上げする。

ケチャップとマスタードで味つけしたシンプルな商品「ハンバーガー」「チーズバーガー」は、パティを30％増量するリニューアルを行うが、これに合わせてハンバーガーは170円から220円へ、チーズバーガーは210円から250円へそれぞれ価格を変更する。