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双日、インド、インドネシアに自動車物流拠点開設

2015年4月27日 (月)

拠点・施設双日は27日、子会社で自動車部品の輸出入や物流複合サービスなどのSCM業務を行うオートランス・タイ(タイ・バンコク市)が、インドにチェンナイ支店(チェンナイ市)を開設したと発表した。

また、双日オートモーティブエンジニアリング(東京都千代田区)と共同出資でインドネシアに子会社のオートランス・インドネシアを設立、それぞれ今年度から営業を開始する。

アジア域内の市場成長を取り込むため、3年後をメドに新設2拠点でそれぞれ80社以上の顧客開拓を目指す。オートランス・タイは日系を中心に自動車産業の集積で先行してきたタイに加え、チェンナイ支店、インドネシア法人店の設立を通じ、アジアで「オートランス事業」の展開と拡大に取り組む。

オートランスはオートモーティブとトランスポートを組み合わせた双日の造語で、自動車部品の輸出入、検品、簡易組み立て、ジャスト・イン・タイム(JIT)納入などの物流複合サービスをオートランス事業と名付け、米州、タイで展開している。特にタイでは、17年以上にわたって自動車メーカーのサプライチェーンを補完する役割を担ってきた。