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トゥトゥモロウ、宅配クリーニング事業者向けプラットフォームを立ち上げ

2015年4月27日 (月)
トゥトゥモロウ、宅配クリーニング事業者向けプラットフォームを立ち上げ00

(出所:グローバルタスクフォース)

ECグローバルタスクフォース(東京都江東区)とトゥトゥモロウ(福岡市中央区)は27日、宅配クリーニング事業者用プラットフォーム「Sooowda」(ソーダ)を6月に立ち上げると発表した。

トゥトゥモロウは宅配クリーニング事業を全国展開し、高度な特殊しみ抜き技術を持つグループを統括していることで知られる。今回の取り組みでは、同社が宅配クリーニング注文プラットフォームを作り「最低品質維持を担保して店舗ごとの特徴を明らかにする」ことで、宅配クリーニング業界の再編とレベルの底上げを目指す。

クリーニング業界は一般施設、取次店含め、15万店舗から11万店舗と10年で3割減少しており、自宅で洗濯する消費者の増加によって市場規模も縮小。1993年から2014年までの間に1世帯あたりのクリーニング代支出額は年間2万円から7500円へと減少している。

同時にインターネット比率の増加が進行しており、競争の激化で低価格化と品質面のトラブルが絶えない状況となっている。

ソーダでは、PC・スマートフォン向けサイトでともにウェブベースのプラットフォームでサービスを開始し、継続的に機能改善を進めるとともに、iOS、GooglePlay用アプリも開発する計画。

当初の主な機能としては、クリーニング事業者・併売事業者向けに(1)新規利用者送客(2)顧客管理機能(3)最新クレーム情報共有(4)ベストプラクティス共有(5)技術指導制度(6)分野別サービスレベル上位ランキング表彰――などのコンテンツを提供。

宅配クリーニング利用者向けのサービスとして、(1)位置ベース検索(2)属性ベース検索(3)地域により選べる宅配メニュー「集荷パック」と「郵送パック」(4)標準しみ抜き、有料しみ抜き、生地保全など最低品質保証(5)有効レビューによるポイント割引――など、トゥトゥモロウの強みを活かしたコンテンツで構成する。

5月15日から初期プラットフォームへの参画を募り、6月1日にベータ版をオープン、9月1日から正式サービスを開始する。17年に利用者100万人、総取扱高200億円を目指す。