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セコム、マイナンバー対応義務化で支援メニュー

2015年5月7日 (木)

サービス・商品セコムは、10月から配布が始まる「マイナンバー社会保障・税番号制度」(マイナンバー制度)に伴い、民間企業に課せられるマイナンバー対応をサポートする「セコムあんしんマイナンバーサービス」の販売を開始する。

ほぼすべての民間事業者が2016年1月から社会保険や税分野で利用するため、社員や関係者のマイナンバーを管理することになるが、マイナンバーは秘匿性の高い「特定個人情報」とされていることから、規模に関わらずすべての事業者に情報の保護措置が義務付けられる。

こうした背景を踏まえ、同社は社員などのマイナンバーを安全に収集・保管する機能と、収集したマイナンバーを必要な時に安全に利用する機能を一体で提供する新サービスの提供を決めた。

▲「セコムあんしんマイナンバーサービス」のサービスイメージ(出所:セコム)

▲「セコムあんしんマイナンバーサービス」のサービスイメージ(出所:セコム)

預かったマイナンバーは「セキュアデータセンター」館内の独立した専用区域に格納し、さらに専用の「セキュアオペレーションルーム」を設け、物理面・運用面で不正な利用が起こらないよう、24時間365日体制で厳格に監視する。

また、企業がマイナンバーを安全に利用するために専用の作業区画を提供することも可能とし、電気錠による入出規制、取扱い区画のカメラ監視、証明書による利用端末の特定を組み合わせた厳格なアクセス環境を実現する。

同社では「出入管理から勤怠管理、給与計算などの人事労務管理業務をすべてアウトソースしてもらうことで、業務の効率化・省力化も実現する」としている。

▲顧客側のセキュアな環境(出所:セコム)

▲顧客側のセキュアな環境(出所:セコム)