フジクラ、物流コスト比率が0.1P上昇

財務・人事フジクラが8日に発表した前3月期決算によると、同社の「荷造運搬費」が売上高に占める割合は2.6％となり、前の年度から0.1ポイント上昇した。

売上高は11.9％増の6615億1000万円、荷造運搬費が14.6％増の172億5400万円となり、荷造運搬費の伸びが売上高の伸び率を上回った。営業利益は52.3％増の210億8200万円。

連結（単位：百万円）	2015年3月期決算	2014年3月期期決算	増減
売上高	661,510	590,980	11.9％
荷造運搬費	17,254	15,057	14.6％
物流関連コスト比率	2.6％	2.5％	0.1P

［編集部注］
物流関連コスト比率は公表されている財務諸表から関連すると判断した数値を選び、売上高に占める比率を算出したもの。物流費の定義は企業ごとに異なる場合が多いため、厳密な指標ではなく推移を見るのに適している。