川崎汽船、三井物産の米LNGプロジェクト向け用船契約

ロジスティクス川崎汽船は12日、三井物産、今治造船と3社共同で、三井物産が進める米国キャメロンLNG輸出プロジェクト向けに新造LNG船1隻を投入する長期定期用船契約を締結した、と発表した。

三井物産は米国子会社を通じてプロジェクトに出資参画しており、生産されたLNGを引き取ることになっている。

今治造船が建造する本船は、環境への負荷が少ない低速ガス焚きディーゼル機関（ME-GI機関）を搭載することになる。

■契約の概要
契約締結日：2015年5月11日
用船者：三井物産
船主：Trinity LNG Transport S.A.（川崎汽船、三井物産、今治造船の共同出資会社）
用船期間：最大25年
本船：17万8000立方メートルメンブレン型LNG船
推進機関：低速ガス焚きディーゼル機関（ME-GI）
建造造船所：今治造船
竣工年：2020年
船舶管理会社：KLine LNG Shipping（UK）Limited