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スズキ、インド四輪子会社の累計生産台数1500万台に

2015年5月13日 (水)

国際スズキは12日、インド四輪子会社マルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ社)の累計生産台数が1500万台を達成したと発表した。

マルチ・スズキ社は1983年12月に日本の軽自動車「アルト」をベースとした「マルチ800」の生産を開始し、翌年「オムニ」(エブリイ)を追加。その後「ワゴン」「アルト」「スイフト」などを投入し、11年3月に累計生産1000万台を達成。

近年ではガソリン車に加えてインド市場に合ったディーゼル仕様車を設定するとともに、「エルティガ」「セレリオ」「シアズ」などを投入し、83年12月の生産開始以来31年5か月、11年3月の1000万台達成から4年2か月で1500万台に到達した。1500万台目はスイフトのセダンタイプ「スイフトディザイア」だった。

マルチ・スズキ社では、首都ニューデリー近郊にあるグルガオン工場とマネサール工場で生産を行っており、14年度の生産実績は130万台。スズキはインド市場の拡大に合わせ、グジャラート州に生産能力25万台規模の新工場を建設しており、完成後の生産能力は最大で年間175万台の規模となる。