ロジスティクスロジネットジャパンが15日に発表した前3月期決算は、売上、営業利益ともに堅調に推移したものの、札幌通運の十勝支店や水事業で減損損失を計上したことを受け、最終損益は1億5700万円の損失を計上した。
事業は運賃の見直しによるコスト負担分の回収を図る一方、組織体制の見直し、人員の適正配置、輸送体制の再構築といった構造改革を進め、収益改善に注力。札幌通運グループ6.5%の増収、中央通運グループとロジネットジャパン西日本グループは減収となった。
今期は売上高550億円(3%増)、経常利益12億円(33%増)、最終利益6億1000万円を見込む。
[ロジネットジャパン]2015年3月期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期 | 2014年3月期 | 増減率(%) | ||
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売上高 | 53,413 | 51,420 | 4.2% | |
営業利益 | 862 | 627 | 37.5% | |
経常利益 | 902 | 649 | 39.0% | |
当期純利益 | -157 | 365 | - |