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3月の造船統計、生産指数5%増加

2015年5月22日 (金)

調査・データ国土交通省が22日に公表した3月の造船統計(速報)によると、造船主要53工場の鋼船受注・建造実績は受注24隻(75万2000総トン)、起工30隻(127万5000総トン)、竣工41隻(164万9000総トン)となった。

竣工船価は1782億円、生産指数は103.4(前年同月比5%増)で、このうち国内船の竣工実績は2隻(5万8000総トン)、生産指数は423.4となった。内訳は貨物船(ばら積み船)1隻、その他船舶1隻。

輸出船の竣工実績は合計39隻(159万1000総トン)、生産指数87.4で、貨物船が36隻を占めた。このうち一般貨物船2隻(パナマ向け)、ばら積み船8隻(パナマ、シンガポールなど向け)、コンテナ船1隻(パナマ向け)、自動車専用船2隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船17隻(パナマ、マーシャル諸島など向け)、木材専用船1隻(リベリア向け)、木材兼ばら積み船4隻(パナマ向け)、その他貨物船1隻(パナマ向け)。

油送船は3隻で、LPG船1隻(シンガポール向け)、化学薬品船2隻(パナマ、マーシャル諸島向け)となった。鋼船修繕実績は、167隻で工事金額は109億円。